【SUPREMEの歴史】秘密裏に株式の大半を投資ファンドに売却していた?

世界的人気を誇り、現在もなおストリートファッション界の頂点に君臨すると言っても過言ではないSUPREME。

 

ストリートファッションに興味がない方でも一度はSUPREMEというブランドは聞いたことがあるかと思います。

 

そんなSUPREMEは今年で創設25周年を迎えました。

25周年記念ではSUPREMEの代名詞とも言えるBOX LOGOを冠し、豪華にスワロフスキーが散りばめられたアイテムが販売されSUPREMEファンたちの争奪戦が繰り広げられました。

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Image:https://www.supremenewyork.com/

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Image:https://www.supremenewyork.com/

 

今週は、過去に何度かコラボしているクラークスのシューズが発売予定のようです。

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私が学生の頃、SUPREME×パドモアバーンズが発売され当時とても人気がありました。

当時は地方のセレクトショップでもSUPREMEを取り扱っているお店は結構あり、私の地元のショップでも当時SUPREME×パドモアバーンズは何点か入荷があり置いてあったと記憶しています。 

 

その時のデザインとは似て非なるものですが、当時を懐かしく感じてしまいました。

 

現在、世界的人気を博しているSUPREMEですが、2017年LOUIS VUITTONとのコラボで世間が盛り上がっていた頃、秘密裏に株式の大半をアメリカの投資ファンド、カーライルグループに5億ドルで売却をしていました。

 

toyokeizai.net

 

表立って投資ファンドに株式を売却することを公表すれば、積み上げて来た人気に傷がつくことを恐れ、交渉は秘密裏に進められたそうです。

 

SUPREMEは過去には日本の有限会社ワングラム(代表:惠比壽久雄氏)が日本での輸入総代理店となり、当時人気だったア・ベイシング・エイプやアンダーカバーとのコラボを始め、ワングラム代表の惠比壽久雄氏のブランディングによって裏原宿を中心に日本で人気が出ました。

 

ところが、SUPREMEが繁栄した影の功労者ともいえる有限会社ワングラムを含む日本の代理店は2017年に全て解散となりSUPREMEの創設者であるジェームス・ジェビアが代表を務めるKMD株式会社に統合され、さらに後に社名を変更し、現在の株式会社SUPREMEになりました。

 

SUPREMEのショップは世界中に全11店舗あり、内6店舗が日本にあり、3店舗は東京にあります。

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日本はSUPREMEの中でも最大の市場であることは間違いありません。

現在では香港や韓国、中国といったアジアからも人気が出ています。

 

実際に、東京のSUPREMEに並んでいる人たちの中の半数(言い過ぎ?)は中国や、韓国、香港のアジアの方達です。

 

こういった背景から、投資ファンドへの売却はアジアでの展開を見込んだ資金調達だった可能性があるそうです。

 

いずれにせよ、なぜ人気絶頂の中、投資ファンドに株式の大半を売却したかは定かではありませんが、ストリートファッションブランドの頂点とも言えるSUPREMEの影の部分が見えた気がします。

 

お金の臭いがプンプンしますが、ストリートブランドと言えどもビジネスはビジネスです。

巨大ブランドや政治に中指立ててばかりでは生き残っていけません。

ところが、SUPREMEは過去にはそういった巨大ブランドや政治に対する反骨精神的なメッセージを発信していたブランドでもあり、今回の株式売却はブランドイメージと反する部分が大きいと思います。

 

SUPREMEの強烈なメッセージに共感してSUPREMEのファンになった方の中には残念な気持ちになった人もいるのではないでしょうか。

 

SUPREMEが今後どのようにストリートファッションブランドとして発展していくのか、それとも衰退の一途をたどってしまうのか、逐一チェックしていきたいと思います。